他方、工事が遅れたことによる利点もありました。それは先行した開発からの学習効果であり、 また時はバブルの時代に移っていたので、お金を掛けた街づくりも可能になった点です。
  この結果として、向陽台は平成7年に都市景観大賞建設大臣賞を受賞し、また都市景観百選にも選ばれました。 「一周遅れのトップランナー」とその当時、はやされたものです。
  この地域へのアクセスは大正9年(1920)に多摩川砂利鉄道が建設され、これはその後、南武鉄道と改称 されて、昭和4年(1929)に立川まで全線開通しました。
  またニュータウン建設が進むにつれ、増加した居住者の足が問題となり、調布で本線と別れる京王新線の延長工事が始まりました。 昭和46年(1971)によみうりランドまで、昭和49年(1974)に稲城まで、そして平成2年(1990)に橋本まで延長されて、 横浜線に接続して完成しております。
  向陽台の人口は、初期入居から2年目の平成2年(1990)に、4,311人(1,262世帯)でしたが、平成19年(2007)11月1日現在では、9,284人(2,247世帯)に増加し ております。(N)



3